【スペイン】学生ビザで働くには

スペインへ留学される方は学生ビザが多く、実際私も学生ビザを所有していました。今現在は労働ビザを所持していますが、私は学生ビザだった頃から合法として働いているため、周りからよく質問されます。ということで、今回はスペインの学生ビザでどのようにしたら働けるのか、私が実際にやったことを元に申請方法を説明します。

trabajar

スペインで学生ビザを所有するものは基本的には週20時間という中で働く事が可能になってます。ただし、働く前に申請が必要となります。申請をせずNegro(ネグロ)といって違法で働いている日本人学生が多くいますが私はオススメしません!Negroで働いている方は、Contratoといって契約書なしで働いています。契約書にサインをしていないため税金を払っていませんし、また保険もなければバケーション(有給)もありません。ちなみにnegroで働いてる事がバレたら、会社側は多額の罰金を支払うことになり、本人は強制送還となってビザの延長は出来なくなります。

私は会社側に申請をしてもらいパートタイムとして合法で働いていたため税金も払ってますし、保険もバケーションもあります(´∀`)

まず学生ビザで働くには、あなたを雇ってくれる会社が必要になります。雇ってくれる会社が見つからない場合は学生ビザで働くための申請が出来ません。もし会社が見つかったら会社がこの人を雇いますという申請をします。

申請に必要な書類

①NIE 原本、コピー

②パスポート 原本、コピー

③Certificado de escuela 通学証明書 原本

*クラスの時間の記入がされているもの 例えば9:00-13:00

この場合、学生は学校に通う義務があるため9:00-13:00の時間帯は働く事が出来ません。そのため申請が降りるContratoは13時以降の申請で週20時間以内のもの。

④Tasaの支払い

⑤Contrato: 会社が用意します。

他ににも書類が必要となる場合もありますが、個人が用意するものは、①から③までです。④のTasaは会社によって様々です。私の場合、会社側が払ってくれたので私は払ってません。ただし、個人が負担する場合もあるようなので、Tasaは様々です。その他の書類は会社が用意し、会社側が申請します。申請する当日一緒に行くか、もしくは会社の人が行き、全て自分の書類を預けて申請をしてもらいます。

申請後40日以内に結果が出て、会社側に通知が来るようになってます。Favorableの通知がきたら、その紙を持ってSeguridad Socialに行き、保険番号を発行してもらいます。当日番号を発行してもらい、その保険番号でContato(契約)をすることができます。

以上が学生ビザで週20時間の労働許可を得る方法です。ただしこれは、バルセロナでの申請方法になるため他の都市では、若干違う部分もあるかと思います。また、これはあくまでも私がやった手順なので、変更される場合もありますので、申請前に必ず確認をすることをオススメします。

時間もかかり手続き方法も少し面倒ですが、仕事するならContratoしてもらってください。

この記事が少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。

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